アクティブな男の子ならでは?ランドセルが壊れる原因と対応策
女の子は男の子に比べると活発な子が多く、ランドセルの傷みも激しい場合が多いです。
まずはランドセルが壊れやすい部分はどこなのかを知り予防策を考えましょう。そして故障した際の対応策をご紹介します。
教えて!男の子のランドセルはどこが壊れやすいの?
・マチの歪みによる変形
教科書など荷物を無理やり詰め込みすぎて変形してしまう場合もありますが『ランドセルの上に座ってしまう』『ランドセルを背負っている状態で壁に寄り掛かり負荷をかけてしまう』なども形が崩れてしまう原因になります。
・肩ベルトや背カンが取れる
男の子の活発な動きに、遠心力がかかり重さに耐えられず肩ひもの根元にある背カンが壊れてしまうことや、肩のベルトの糸がほつれたり切れてしまうことがあります。
・錠前の故障
教科書やプリントに筆箱や体操服など、荷物を詰め込みすぎている状態でフタを閉じ無理やりに金具を留めてしまうことで錠前を差し込む生地が傷むだけでなく金具が壊れてしまう場合があります。また、金具を留めたり外したりを繰り返し遊ぶことで壊れてしまうこともあります。
・刺繍やステッチがほつれる
刺繍やステッチのほつれは、ランドセルの扱い方で傷む場合もありますが、購入する前に『弱くなっている箇所はないか』『丁寧な縫製がされているか』をきちんと確認しておきましょう。
・かぶせの折り目や傷
ランドセルを広げたままで放置や、反対側に折れ曲がった状態で放置する等で簡単に傷や折れ目がついてしまいます。かぶせをきちんと閉じた状態で保管するように心がけましょう。
教えて!ランドセルを綺麗に使うための対策
・ランドセルが濡れてしまったらどうするの?
水分はカビの発生を招いてしまうため、必ず乾かすようにしましょう。
・汚れてしまった場合はどうするの?
水性の汚れは、水に濡らした雑巾で優しく拭き取りましょう。鉛筆の汚れは消しゴムで消すと綺麗になりますが、消しゴムが黒く汚れている面でしてしまうと、その汚れが逆についてしまうので気を付けましょう。油性の汚れの場合、漂白剤を使いたいところですが、色むらや表面を傷つけてしまうため控えましょう。
シミを抜くペンジンを薄めて使用してみましょう。その際は濃度に気を付けながら目立たない箇所から試してみましょう。
・肩ベルトを切れないようにするにはどうしたらいいの?
重さに耐えられるように設計されている肩ベルトですが、素材によっては耐久性がなく切れやすいものもあります。男の子は成長すると肩幅や胸板など厚みが出てくる子もいるので、着脱時に肩ベルトを無理に引っ張ってしまうことがないよう肩ベルトを体に合った長さに調整するようにしましょう。
購入時に、肩ベルトが切れにくい素材なのか、背カンの構造などもチェックしておきましょう。
・錠前が壊れるのを防ぐにはどうしたらいい?
無意味な開閉はもちろんですが、荷物を無理やりに詰め込んで留めることは控えましょう。
錠前には、自動でロックがかかる自動錠前と、手動で留める手動錠前と二種類あります。自動錠前はオートロックなのでとても楽ですが、うまく留まらずに手で力を加えてしまい壊れてしまうことがあるため、手動錠前の方が壊れにくいと言われています。