ここまで進化した!?最新ランドセルの機能性
2018年現在、一昔前に比べてランドセルの機能はずいぶん進化しました。
今回は、子どもたちのことを考えて作られたランドセルの新機能をいくつかご紹介します。
ランドセルを選ぶときの参考にしてみてください。
お子さまの交通安全に配慮する機能【反射材】
最近のランドセルは、一部に反射材をつることでお子さまの存在をドライバーに知らせることができるように作られています。
放課後友だちと遊んだり、習い事に行ったりしてお子さまの帰りが遅くなったとき、暗い夜道をひとりで歩かせるのは少し心配ですよね。
そんなとき、ランドセルに反射材がついていれば、車やバイクからお子さまを守る可能性を上げることができます。
背負い心地を快適にする機能【非連動型の背カン】
背カンとは、ランドセルと背中のあいだに隙間ができるのを防ぐために作られた部品です。
背カンがあるからランドセルがお子さまの身体にしっかりフィットし、腰や肩に負担がかかりにくくなっています。
少し前までは、固定型の背カン(背カンがランドセル本体に固定されているもの)しかありませんでしたが、最近は非連動型の背カン(肩ベルトが左右別々に動くように作られたもの)が増えているため、背負ったときの窮屈さがなくなってより背負いやすくなりました。
詳しくはこちら→ランドセルの背カンについて!背負い心地に関わる重要なパーツって知ってる?
電車や遊具での事故を防ぐ機能【安全ナスカン】
ナスカンとはランドセルのマチ部分にある、給食袋などをぶら下げるフックのこと。
便利なアイテムではありますが、ナスカンにぶら下げていたものが電車の扉に挟まったり、遊具に引っかかったりして起こる事故も少なくありません。
そのような事故を減らすために、最近のナスカンは強い力が加わると外れるようになっているものがあります。
わんぱくなお子さまにもおすすめの機能【自動ロック】
「いつも留め具を閉めずに、ランドセルがぱかぱかとなったまま帰ってくる」
低学年のうちは特に、そんなお子さまがめずらしくありません。
しかし、最近のランドセルは、留め金を落として軽く押し込むと自動でくるっと閉まる仕組みになったものがたくさんあります。
わんぱくなお子さまにもおすすめです。
背負いやすさにこだわる機能【立ち上がる肩ベルト】
ランドセルを背負っていないときも肩ベルトがしっかり立ち上がった状態なので、腕を通しやすく、背負いやすい作りになっています。
身体が小さなお子さまでも、大きな動作をせずに楽に背負うことができます。
このように、ランドセルの機能性はどんどん進化しています。
成長過程であるお子さまの身体に負担がかかりにくい作りになっているので、お父さま、お母さまも安心ですね。
ランドセルを選ぶときはこのような機能性に着目して、お子さまの身体にフィットするランドセルを選びましょう。