収納力に優れたランドセルの寸法とは?サイズに悩んだら参考にすべきこと

ランドセルを抱える女の子

ランドセルのサイズは、わずかな差でも収納力に影響を与えます。そのため、ランドセルを選ぶ際はデザインや背負いやすさだけでなく、寸法もチェックすることが重要です。

今回はランドセルの寸法をはじめ、選び方のポイントも併せて紹介いたします。

■収納力に優れたランドセルの寸法とは

色違いの3つのランドセル

ランドセルの寸法は、昔よりも大型化しています。

まずは、現在主流の大きさと収納力についてご案内いたします。

 

・ランドセルのサイズは主に2種類

昔に比べて教材が増えたことや保護者の要望を取り入れたことにより、ランドセルの寸法は変化しました。

現在は主に、「A4クリアファイル縦横対応サイズ(縦31cm×横22cm程度)」と「A4フラットファイルサイズ(縦31cm×横23cm程度)」の2種類が販売されています。

 

・容量にかかわる大マチの寸法

大マチとは、メインとなる収納部分の厚みを指し、ランドセルの横幅が広いほど容量が増えます。

大マチの寸法はメーカーごとに異なり、11~13cmが平均です。

以前は11cm台が標準でしたが、ランドセルの大型化に伴い12cmに拡大された製品が目立ちます。

ランドセルの容量を重視する場合は、大マチの幅が広いものを選びましょう。

 

さらにランドセルの収納力を高めたいなら、小マチや前ポケットもチェックしておきたいところです。

ファスナーが付いていたり蛇腹形状を採用していたり、ポケットの内側にDカンを取り付けていたりなど、ランドセルによってさまざまな工夫が施されており、用途に合わせて教材だけでなく小物も収納できます。

 

ランドセルの容量が大きいと両手が塞がらないので、通学中の安全性も確保しやすいでしょう。

■ランドセルのサイズはなにを参考にして選ぶ?

話しながら歩く2人の女の子

先ほどご紹介した寸法をベースに、ランドセルを選ぶ際に参考にしたいポイントを見ていきましょう。

 

・毎日の持ちものから考える

地域や学校によって異なりますが、ランドセルには主に教科書やドリル、ノート、筆記用具、連絡帳、ファイル、クリアケースなどを収納します。

大マチに余裕があれば、体操服や給食エプロン、図工セットなども入るでしょう。

 

・通学の距離や体格に合わせる

ランドセルは昔よりも大きくなったと知り、お子さんの負担を考慮して小さめのサイズを選ぼうと考える方もいるかもしれません。

しかし、現在主流である2種類のランドセルを比較しても、見た目や重さもあまり変わりません。

そのため、全体の重量や肩ベルトの形状などにこだわったほうが、背負いやすいランドセルに巡り合えるでしょう。

 

・ロッカーに入るサイズを選ぶ

小学校の教室に設置されているロッカーの中には、ランドセルが出し入れしにくいサイズもあるかもしれません。

ロッカーの内寸が気になる場合は、学校説明会などで学校側に問い合わせてから適切なサイズを選ぶとよいでしょう。

ランドセルの背あて周囲にヘリがあると、狭いロッカーに入れても本体が擦れにくいので、おすすめです。

 

ランドセル選びは、入学前のお子さんがいるご家族にとって大切なイベントの一つです。

お子さんと一緒に選んでいる時間も思い出になるので、たくさん話し合って決めてください。

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