使わなくなった牛革ランドセル!小学校卒業後はどう処分しますか?
6年間お世話になったランドセル。思い出がいっぱい詰まった大切な鞄ですが、小学校を卒業すると、もう使うことはなくなりますよね。今回は子どもが小学校を卒業した後、皆さんがランドセルをどのようにしていらっしゃるのか調べてみました。いつ処分したのか、どのように処分したのかなど参考になさってみてくださいね。
1.自宅に保管
例え使うことがなくなっても、6年間の思い出が染みついたランドセル。親も子どもも愛着が湧いてなかなか捨てられないと押し入れなどに保管するケースが多いようです。
確かに処分せず、置いておけば、子どもたちが大人になったときに見ても、感慨深いものもありますよね。意外にあなたの親も大切に保管しているかもしれません。
2.処分する
もちろん自宅保管といっても、ランドセルはサイズも大きく場所を取ってしまうので、必要なくなったら処分する方もいらっしゃいます。
ランドセルを処分する方の困りごとで多いものの一つがゴミの分別です。
・ランドセルは燃えるゴミ?燃えないゴミ?
ランドセルなどの鞄類は可燃ゴミに分類されているので、燃えるゴミとして集積場に出して大丈夫です。(金属部分は取り外しましょう)
ただし、クラリーノという人工皮革でできたものは有害物質を発生させてしまうことがあるため、注意しましょう。(牛革などの本革は燃やせます)
クラリーノの場合は自治体に確認するといいでしょう。
3.譲る
ランドセルを兄弟や親戚の親などに譲るというのも良い方法です。ランドセルは丈夫に作られているので、使いまわししても問題ないでしょう。ランドセルの状態が良い場合は、オークションやフリーマーケットなどに出品して、使用者に譲っても良さそうです。
4.寄付
ランドセルは日本でしか使っていないイメージがありますが、そんなことはありません。アフガニスタンやシリアでは日本から輸入されたランドセルが子どもたちに配られ、使用されているのです。寄付する方法はランドセルメーカーやNGO団体など、国内にもいくつか窓口があります。
寄付する際は輸送用の現金(2000円ほど)かかってしまうケースが大半なので、送料のことはしっかり確認しておきましょう。
5.リメイクする
ランドセルは6年間使えるように耐久性にも十分注意を払って、作られています。素材そのものもとても優れた品質と技術が用いられているので、ランドセルの素材を使って、違うものにリメイクするのもオススメです。
・どんなものにリメイクできる?
ランドセルのフタ部分は質の良い牛革で作られたものが多く、この本革を利用して上質なバッグや財布、キーホルダー、ペンケースなど革小物を作ることが可能です。
オススメなのは、工房などでミニチュアサイズのランドセルを作ってもらうことです。通常サイズのものだと場所を取るし、押し入れに保管するとしても埃をかぶってしまいます。
ミニサイズのランドセルとしてリメイクしてもらうと、写真立てに飾れるぐらいのサイズになるので、いつまでも飾っておけます。
使い終わったからといって処分せず、流用すれば、思い出も別の形として残せますよ。
リメイクできるものの例 |
スマホケース、ブックカバー、トートバック、お財布、ベルト、手帳、名刺入れ、定期ケース、キーホルダー、トートバッグ、ショルダーバッグ、アルバム、壁掛け時計、通帳ケース |
・リメイクする際の注意点
リメイクを作成する際は、自分で作るか、工房などに依頼するかですが、あまりに革の状態が劣化し、裂けるようなヒビが入ってしまっている場合は、リメイクできない可能性があります。
また、工房に依頼する場合は、予約がきちんと取れるか確認しましょう。近年はランドセルのリメイクが人気を集めており、しばらく予約が取れないこともあるので、注意しておきましょう。
まとめ
ランドセルを処分する際に親の方々が行っている方法を見ていきましたが、いかがでしたでしょうか。色々な方法があって、どれが正解とはいえませんが、単純に処分するのではないリメイクは子供の思い出を再利用して残しておけるので、オススメです。ランドセルを処分される際は是非、検討してみましょう。