「助けてママ!」ランドセルに髪がからまる女の子多数!?原因や対策について
長い髪をしている女の子の悩みの1つに「髪がランドセルに引っ掛かる」という声があるのを頻繁に見かけます。
ランドセルを背負うたびに髪が引っ掛かるようでは、女の子にとってランドセルを使うことがストレスになりますよね。髪の毛はどんなときに、どこに引っ掛かるのか、引っ掛からない方法などを調べてみました。
1.髪の毛が引っかかってしまう原因
髪の毛がランドセルに引っかかってしまう原因としては、ランドセルの「背カン」と呼ばれるパーツ部分に髪の毛が巻き込まれてしまうケースが多いです。
背カンとは肩のベルトと本体を繋ぐ金属やプラスティックのパーツを指します。子供が歩いたりすると、同時にこの背カン部分も動くので、背カンと背中との間にすき間が生じ、背カンの金属部に髪を挟みやすくなってしまうのです。
最近の背カンは左右両側が連動するような形になっているものがほとんどで、装着しやすい反面、髪が引っかかりやすくなってしまうデメリットがあります。
2.髪の毛を引っかからなくする方法
髪の毛を挟まらないようにするにはいくつか方法がありますので、ご紹介します。
■挟まりにくいランドセルを購入する
ランドセルと背中の間にすき間がなく、しっかりフィットしたものを選びましょう。
すき間が開くと、髪を挟みやすくなってしまう上に、後ろに負担がかかってしまうので歩きにくいです。背面全体にフィットするタイプのランドセルなら体でしっかりと支える形になるので、負担もかからず、姿勢も良くなります。
■固定タイプのランドセルを選ぶ
背カンといわれる部分には3つ種類があり、最もポピュラーでベルトが左右同じ幅に動く「左右連動型」、ベルトが左右別に動く「非連動型」、ベルトが全く動かない「固定型」などがあります。
背カン部分が連動しない固定タイプのランドセルは安定したフィット感があるので、髪を挟む心配もなく、部品が少ない分、故障のリスクも少ないです。
ただ、左右に稼働しないため、装着がしづらく、窮屈さを感じる場合があるので、子供の体形や成長を鑑みて使いやすい種類を選んだ方がいいでしょう。
・ランドセルを購入する際の注意点
ランドセルを購入する際は日本製で、保証があるものにしましょう。
日本製のプラスティック背カンは金属以上の強度を誇る品質のものが使用されていますが、安価な中古品や海外製のものは粗雑な作りが多く、背カンの部分が壊れやすいので、要注意です。
特に海外製のものは形だけ真似て、耐久性もないプラスティックが使用されていることが多いので、壊れやすいです。
購入する際は、肩ベルトを動かして、強度がしっかりしているかということを確認した上で購入しましょう。壊れたときにメーカー側の保証が付いてくるとより、安心感があります。
■背カン用のカバーを付ける
背カンの金属部分に髪の毛が挟まれないようカバーを付けるのも良い方法です。
ランドセルのカバーに合わせ、目立たないように隠せるものから、可愛いものまで数種類販売されていて、1000~2000円ほどで購入することができます。
自作でも比較的簡単に作れるので、手編みのもので、金属部を隠すのもおすすめです。
■ヘアスタイルを変える
髪の毛を巻き込まないよう短めなヘアスタイルに変えるのも一つの手です。
といっても子どもの大切な髪の毛をカットしてしまうのも気が引けますよね。
そこで、お団子ヘアーやポニーテールなどにして、髪の毛をまとめて調整する方法がおすすめです。女の子のヘアスタイルとしても可愛いく、高い位置や、耳の横に来るように髪を縛れば、髪の毛を背カンに挟む心配もなくなります。