ランドセルのトレンドがわからないお母さまへ!最近のポイントはなんと「手作り」
「最近のランドセル事情がよくわからない」とランドセル選びに頭を抱えるお父さま、お母さまは多いのではないでしょうか。
実際にお父さま、お母さまが小学生だった時代と今の時代では、ランドセルのトレンドが大きく変わっています。
そこで今回は、最近のランドセルのトレンドについてご紹介します!
ぜひ、ランドセル選びの参考にしてみてください。
トレンドランドセルは、手作り工房系ランドセル
さまざまなランドセルのなかでも最近のトレンドは、工房系ランドセルです。
工房系ランドセルは、CMで見かけるような大量生産のランドセルとは異なり、職人がひとつひとつ手作りで作りあげるランドセルのことをいいます。
工房系ランドセルは高品質な自然皮革を使ったランドセルが多いので、丈夫で壊れにくいという機能性の高さがポイントです。
また、工房系ランドセルには、高学年になっても違和感なく使えるようなシンプルで高級感のある大人っぽいデザインが揃っています。
さらに少量生産であることから、人とかぶりにくく個性を出せるのも魅力的です。
工房系ランドセルにもさまざまなメーカーがあるので、ぜひチェックしてみてください。
ランドセルの形状、トレンドとは?
ランドセルの形状は、「縦型、全かぶせランドセル」「縦型、半かぶせランドセル」「横型、半かぶせランドセル」の3種類がメジャーです。
まずは、それぞれの特徴をご紹介します。
・縦型、全かぶせランドセル
縦型の全かぶせランドセルとは、かぶせがランドセル本体の底まで達している形状のランドセルです。
一番歴史が長く、現在ももっとも多く使用されてるタイプです。
販売されているランドセルカバーや学校の教材は、全かぶせランドセルの形状に合わせて作られていることが多いので使い勝手がよく、安心して購入できます。
また、全かぶせランドセルは歴史が長い分、カラーやデザインの種類が豊富なので、お気に入りが見つかりやすいといえます。
歴史、使用者ともに群を抜いている全かぶせランドセルは、安心して購入できます。
・縦型、半かぶせランドセル
縦型の半かぶせランドセルは、かぶせがランドセルの半分までしかなく、留め具が背面にくる形状のランドセルです。
「個性的な形状がおしゃれ」と人気を集めていますが、地域によっては学年で1人~2人しか使っていないところもあるようです。
一般的な全かぶせランドセルに比べると、サイズが小さかったりまれに教科書が入らなかったりすることもあるようです。
購入する際は、サイズをしっかり確認しましょう。
・横型、半かぶせランドセル
横型の半かぶせランドセルは、横幅が広い作りになっている形状のランドセルです。
収納量や収納サイズは、縦型のランドセルよりも余裕があります。
ただし、そもそもランドセル本体が大きい作りになっているため、小学校低学年のうちは、バランスがとりにくいかもれません。
地域によっては横幅ランドセルを許可していないところもあります。
購入のする際は、小学校に確認しましょう。
半かぶせ型のランドセルはおしゃれで人気がありますが、使い勝手を考えれば全かぶせ型ランドセルがおすすめな場合もあります。
「ランドセルのことはよくわからない」というお父さま、お母さまは、まずは実物を比較してみてはいかがでしょうか。
ランドセルのトレンドデザイン
ランドセルのデザインは、刺繍が施されたものやふちどりカラーがあるものが人気です。
刺繍デザインは、「シンプルなランドセルのワンポイントになる」と、特に女の子から人気があります。
ふちどりカラーは、ランドセルのふち部分がベースカラーとは別のカラーになっているもので、「アクセントになる」と男女問わず人気があります。
このように、最近のランドセルのデザインは「自然なアクセントになる」ようなものが人気傾向にあります。
なお、ランドセルデザインで個性を出すならば、高学年になっても恥ずかしくないようなデザインを選ぶことが大切です。
重視したい!ランドセルの体感重量
ランドセル選びで着目したいポイントのひとつに、「重量」があります。
小学生になると毎日ランドセルに大量の教科書を入れて持ち運ぶので、ランドセル自体は少しでも軽いものを選びたいところ。
小学校低学年の時期は、骨や筋肉がどんどん成長していく時期でもあるので、お子さまのからだに負担の少ないランドセルを選ぶことはとても大切です。
そこで覚えておきたいのが、「ランドセル自体の重量よりも、体感重量を気にする」ということ。
というのも、ランドセルは、両手で持ったときと背負ったときとで、感じる重さが違うからです。
ランドセルを選ぶときは、お子さまが実際に背負ってみて、体感重量を確かめることが大切です。
ランドセルのトレンドは、どんどん移り変わっていきます。
一生に一度のランドセル選びでは、お子さまの意見を尊重しながら、お父さま、お母さまが、先を見据えたアドバイスをしてあげてくださいね。