ランドセル選びは、内側にも注目して！

ランドセルを選ぶときには外見のカラーやデザインばかりについ目がいってしまいがちですが、実はランドセルを開いたときの「内側のつくり」に着目することも大切です。ランドセルは6年間通して使うもの。長くきれいに使えるよう、内側のつくりがしっかりしたものを選びましょう。そこで今回は、ランドセルの内側に焦点を当て、着目すべきポイントをご紹介します。

内側の素材はしっかりしている？カブセ内側に縦筋は入っていない？

ランドセルを選ぶとき、ランドセルを開いて、内側の素材を触って確認してみましょう。

価格の安いランドセルのなかには、まるで紙のように薄く弱い素材が使われている製品もあります。そのような傷がつきやすい素材や薄すぎる素材のものは避けた方がベター。

また、カブセ部分に縦筋が入っているものも要注意です。縦筋が入っているのは、カブセ部分の生地が軟弱でしなりがあるという印です。使っているうちに筋がひどくなり、そこから型崩れを起こすことが考えられます。

ランドセルの内寸に注意！大きさはそれで大丈夫？

ランドセル選びの際には、内寸の横幅にも注意しましょう。

最近の小学校では、A4サイズのファイルや教材を使うこともあります。こうした背景を踏まえて、近年は「A4ファイル対応」の大きさでつくられているランドセルが多数あります。

しかし、この「A4ファイル対応」という表現のランドセル、実は2タイプ存在することを覚えてください。実はA4 ファイルには「A4クリアファイル」と「A4フラットファイル」の2つがあり、前者の横幅は22cm、後者の横幅は23cmと異なります。たった1cmの違いではありますが、23cmのA4フラットファイルを22cm用のランドセルに無理にしまおうとするとファイルが折れ曲がってしまうことがあります。そして、それを防ぐためには、手提げ袋を用意しなければならないケースも起こり得ます。こういった面倒を防ぐためにも、ランドセルを買う前は、お子さまが入学する学校でフラットファイルを使用するかどうかを確認しておくことをおすすめします。

こちらもチェック！ポケットや金具の位置やつくりも大事！

ランドセルの内側にあわせて、ポケットや金具の位置やつくりにも注目しましょう。ランドセルには、授業で使うもの以外にもさまざまなものを入れます。たとえば、ティッシュやハンカチ、家のカギ、薬といった細々とした小物類。こういったものをスッキリと収納できるよう、ポケット部分の物の出し入れしやすさやファスナーの強度を確認しましょう。

ランドセルの側面についている金具もチェックポイント。この金具はランドセルに入り切らない給食袋や体操服入れなどをさげるのに便利です。しかし、片方の側面にしか金具がついていないタイプだと、物をさげたときに片側だけ重くなってしまいます。歩くときの重心バランスを気にするようでしたら、金具が両側についているものを選ぶことをおすすめします。また、金具の取り付けが甘かったり金具自体の強度が弱かったりすると、簡単に壊れてしまうので、この点も確認しましょう。

いかがでしたか。小さなお子さまは、どうしてもカラーやデザインでランドセルを選んでしまいがち。お父さま、お母さまは、今回ご紹介した点をしっかりチェックしてあげてくださいね。

なお、堀江鞄では、内側の素材やつくり、ポケットや金具など細部までこだわり抜いたランドセルを多数ご用意しております。また、すべての製品はA4クリアファイルまたはA4フラットファイル対応タイプです。これからランドセルの購入を検討されている方は、ぜひ一度こちらのサイトから堀江鞄のランドセルをご覧ください。

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