入学祝いをもらったら。お返しはどうすればいい?

小学校への入学を控えたお子さまがいるご家庭では、さまざまな方から入学祝いをいただいているかもしれません。

たとえば、お祖父さまやお祖母さまからランドセルや学習机を買っていただいたり、親戚や友人から衣類や図書カード、文房具などをいただいたり。こういったプレゼントはとてもありがたいものですが、悩ましいのが、そのお返し。「そもそもお返しは必要?」「お返しをするなら何が最適?」などの悩みに直面するご家庭もあるかもしれません。そこで今回は、入学祝いのお返しマナーについてご紹介します。

「内祝い」を贈る場合は、3割~5割程度の金額を意識

地域によっては、入学祝いのお返しのことを「内祝い」と呼ぶことがあります。

お返しの印象の強い内祝いですが、内祝いの本来の意味は「喜びを分かち合うための贈り物」です。こういった内祝いを贈る場合には、いただいたものの3割~5割程度の金額の品を贈りましょう。無難な品は、お菓子や飲料のセットや洗剤などの日用品。また、好きなものを選んでもらえるギフトカタログも人気です。お住まいの地域の事情がわからない方は、ご近所の先輩ママさんやご家族に聞いてみましょう。

お祖父さまやお祖母さまには、孫の晴れ姿を見せるのが何よりのお返しに

お祖父さまやお祖母さまからランドセルや学習机などをいただいた場合、お返しは非常に悩むところです。高額な品である分、何をお返ししたら良いのか頭を抱えてしまうかもしれません。

こういった場合、実は基本的にはお返しの「品物」を贈る必要はありません。なぜならお祖父さまやお祖母さまにとって、何よりうれしいのは可愛い孫の晴れ姿を見ることだからです。お子さまがランドセルを背負った写真や学習机に向かっている写真に、お子さま直筆のお礼状を添えて渡すのがベストといえます。もしくは、会食の場を設けたり、一緒に旅行やレジャーにいく機会を用意したりするのもおすすめです。

お礼はすぐに、内祝いを贈るなら入学後一ヶ月以内に

入学祝いをいただいたら、お礼はできるだけすぐに伝えることが大事です。

また、内祝いを贈る場合には、入学後一ヶ月以内に。早めに入学祝いをいただくこともあるかもしれませんが、内祝いは入学してから贈るのが一般的です。お子さまが直接お礼を言えるよう、相手のお宅にお子さまと一緒に訪問するのがベストです。お相手が遠方にいたり、訪問ができなかったりする場合は、入学式の写真やお子さま直筆のお礼状を送りましょう。

入学祝いのお返しで知っておくべきマナー

入学祝い 内祝い

ポイントその1:お返しでマナー違反だと思うのは?

・品物の届く時間が遅すぎる
まず、いただいたら3日以内にお礼のメッセージを送りましょう。メール・手紙・電話でも問題ないでしょう。品物を贈る際は、いただいてから約1カ月後が良いでしょう。早すぎると、贈って悪かったかなと思わせてしまうかもしれません。

 

・入学祝いより高いもの
お返しをする場合は、いただいたものの3割~5割の金額を目安に選ぶと良いでしょう。高価なものは相手に気を使わせてしまいます。祖父母へのお返しの際には、写真も添えて贈ると喜ばれるでしょう。

 

・本人や家族以外から間接的に渡される
感謝の気持ちを直接伝える為にもできるだけ本人か家族から渡した方が良いでしょう。送り先が遠方の為、郵送で贈る場合は内熨斗をして、あいさつ状を添えるなど、最低限のマナーは守るようにしましょう。

 

マナー違反にならないように、相手にきちんとあり感謝の気持ちが伝わる入学内祝いを贈りましょう。

 

ポイントその2:もし「お返しは不要」と言われたら?
感謝のメッセージを贈りましょう。お礼状には、お祝いを頂いた感謝の気持ちとお祝いの使いみちなどを伝えましょう。「うちの子は字が書けない」の場合は別の紙に絵を描いた物やひとことでも「ありがとう」と書いてあると思いが伝わるでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。基本的には品物のお返しは必要ないですが、贈る場合には今回ご紹介した入学祝いのお返しマナーをぜひ参考にしてください。気持ちのいい学校生活のスタートにしましょう!

 

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