お子さまを中国語のバイリンガルに!今、中国語を学ぶべき理由

日本のグローバル化がどんどん進んでいくことを視野に入れて、お子さまに日本語だけでなく外国語を学ばせるご家庭が増えています。外国語といえばどうしても英語が重要視されがちですが、今後注目したいのは「中国語」。

今回は、お子さまが中国語を学ぶべき理由をご紹介します。

中国ってどんな国?

中国国内の人口は約13億人、中国外に在住する中国人の数は、全世界に5千万人~6千万人ほどいるといわれています。このように、圧倒的人口を誇る中国の経済は、世界的に大きな影響を与えています。実際に、2017年夏時点の中国のGDP(国内総生産)は、米国を抜いて世界1位になっています。米国を指導的経済勢力とみなす国が多いですが、各国別に見ると、2017年夏時点では中国のほうが上なのです。

この中国経済は、今後さらに拡大していくといわれているので、日本と中国の経済的な関わりはより一層深くなっていくでしょう。そうすると、中国語はお子さまが活躍する時代に重要な言語になるはずです。最近は、このような世界情勢を見越して、お子さまが幼いうちから中国語を学ばせるご家庭が増えています。

幼少期に中国語を学ぶべき3つの理由

幼少期のうちに中国語を学ぶべき理由をご紹介します。

 

①日本語と同時進行で覚えられる

中国語は、すべて漢字で成り立つ言語です。漢字は日本でも使われているので他国の人に比べてなじみがあり、日本人にとっては比較的覚えやすい言語です。まだ漢字がままならない幼少期のお子さまでも、「日本語の読み方」と「中国語の読み方」の両方を同時進行で覚えられれば、小学校入学後の漢字学習に有利に働く可能性があります。日本語と全く同じ意味を持つ中国語も多いので、簡単な漢字から覚えるとよいでしょう。

 

②発音を習得しやすい

中国語に限らず、大人になってから外国語の発音を習得するのはとても大変ですよね。中国語は、日本人にとって漢字から意味を理解しやすい言語ですが、日本語にはない四声(声調)もあり発音が難しいこともあります。中国語の習得では、この四音に苦戦して挫折する人が多いのだとか。しかし、スポンジのようにたくさんのことを吸収できる幼少期のうちから中国語に触れれば、独特な発音やイントネーションを持った中国語も楽に習得できるかもしれません。

 

③将来、ビジネスにおいて必要になる

アジアで急成長を遂げる中国は、近い将来「世界最大の経済大国になるであろう」といわれています。中国が発展していけば、中国に出張や取引がさらに増えて、中国語の必要性も増していくでしょう。実際に、現在キャリアアップのために中国語を学ぶ社会人も少なくありません。

また、訪日中国人の数もどんどん増えているので、サービス業において中国語が話せる人材は重宝されます。

中国語を学ぶ方法

中国語を学ぶために、必ずしも語学教室に通う必要はありません。書店やネット通販で購入できる子ども向けの簡単な教材やDVDを利用すればいいでしょう。お子さまが小学校入学前や低学年くらいのまだ小さいうちは、歌や手遊びなどを通して「遊びながら学ぶ」という感覚で中国語に触れるといいでしょう。もしも教材を使って学ぶ場合は、「時間をきちんと決める」「お父さま、お母さまが見守る」などの環境づくりがとても大切です。

 

中国語は、今後どんどん必要になっていく言語です。都心では、中国人を見かけない日はないといっても過言ではありませんよね。お子さまが中国語を話せることで、将来コミュニケーションの幅も広がるでしょう。

 

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