入学前に決めておきたい!小学生におすすめ習い事リスト
お子さまが小学生になったら習い事を始めさせたいと考えるお父さま、お母さまは多いのではないでしょうか。ある調査によると、習い事をしている子どもの割合は、小学校入学前は40%ほどなのに、小学校低学年時期には80%以上まで倍増するそうです。しかし、「なにを基準に習い事を選べばいいのかわからない。」「子どものやる気が継続するか心配。」など、さまざまな悩みにも直面しますよね。今回はそんなお父さま、お母さまが参考にできるような“習い事の決め方”をご紹介します。
流行りだけで決めてはいけない!伸ばしたい能力に合わせた習い事を
習い事を決めるときは、お子さま一人ひとりの特性をよく観察し、伸ばしたい能力に合わせた習い事を選んであげることが大切。今回は3つのおすすめの習い事と、それぞれの“学べるポイント”をご紹介します。
・集中力が身につく、「書道」
古くから親しまれている習い事のひとつ、「書道」で得られることは“字が綺麗になること”だけではありません。それ以外にも“礼儀作法”“集中力”“正しい姿勢”が身につきます。お子さまの集中力が続かない、落ち着きがない、なんてことに悩んでいるご家庭におすすめしたい習い事です。また、字には人ととなりが表れるといわれており、“字は心”という言葉もあるほど。字が綺麗なだけで、知的や清潔などの好印象を与えられるといわれており、“信頼されやすい子に育つ”というメリットがあります。
・感受性を育てる、「芸術教室」
お絵かき教室などの芸術教室に通うと、絵が上手くなるだけではなく、“表現力や想像力が豊かになる”といわれています。小さいうちに絵画や芸術に触れることで発想力が養われ、普段から色や形に興味を持ち、感性豊かに育ってくれることでしょう。
・協調性を育てる、「チームスポーツ」
人気が高い、スポーツ関連の習い事。なかでもチームプレイが欠かせないサッカーや野球などのスポーツは、“仲間と協力し合う力”“相手を思いやる気持ち”などの、協調に必要な要素を育てるきっかけになります。また、スポーツを通して“上下関係“や礼儀”も身につきます。他にも、“基礎体力”“動体視力”“瞬発力”、などのさまざまな運動スキルも発達します。
せっかく始めた習い事を続けてほしい!子どものやる気を持続させるには?
小さい子どもはどうしても集中力が続きにくく、飽き性です。そんな子どものやる気が持続する、“声掛けのポイント”をご紹介します。習い事以外にも応用できるので、ぜひ今日から実践してみてくださいね。
・具体的に褒める
たとえば、テストの点数が上がったとき、ただ「えらいね」「頑張ったね」と褒めるだけでなく、「前よりも一冊多くドリルをしたおかげだね。」「テレビを見るのを我慢して頑張ったからだね。」など具体的に褒めてあげましょう。それだけでお子さまは、“自分のことを見てくれている“と感じ、自然と努力するようになります。
・手の届きやすい目標を決める
目標をたてるときは、手の届きそうな目標に設定することが大切。なぜなら、目標達成までの道のりが長すぎると、途中で諦めてしまうケースが多いからです。たとえば、習い事の野球の目標を、「ホームランを打てるようになる」ではなく、「一週間毎日、素振りを50回する」というような、達成しやすそうな目標に変えましょう。そうすれば、一週間後達成できたときに“自分はやればできるんだ“という自信につながります。
いかがでしたか。お子さまに合いそうな習い事、やる気の持続方法は見つかったでしょうか。習い事選びも、大切な子育てのひとつ。「得意なことがある」ということは大きな自信につながるので、普段からしっかり褒めて、コミュニケーションを取りながら、やる気を引き出してあげましょう。