長く綺麗に使ってほしいから。ランドセルの日常ケア

入学式から1ヶ月。新一年生も、そろそろ学校に慣れてお友達がたくさんできた頃ですね。お子さまの背中で光るピカピカのランドセルを見ていると、なんだか感慨深い気持ちで胸がいっぱい……なんて親御さんも多いのではないでしょうか。

 

そんなランドセル、入学から卒業まで6年間使うものですから、できればきれいな状態を長く保ちたいですね。

 

そこで今回は、ランドセルの日常ケア方法や素材別のケアに関する注意点などをご紹介します。

新一年生のお子さまをお持ちの親御さんは、ぜひこの機会に正しいやり方を覚えてくださいね。

 

まずは基本のお手入れから

ランドセルは元気なお子さまが使うことを前提としている製品ですから、一般的な鞄よりも傷や汚れに強い加工が施されています。そんなイメージがあるからか、ランドセルには日常的なお手入れは必要ないと思っている親御さんは多いようです。

ですが、毎日使っていれば汚れは溜まりますし、間違ったお手入れをすれば劣化しやすくなります。

 

まずは、日常的に行いたい基本のお手入れからご紹介していきます。

 

・雨に濡れたら

ランドセルは丈夫に作られているとはいえ、雨に濡れた状態で放置してしまうのはよくありません。革が硬くなってひび割れてしまったり、金属部分が錆びてしまったり、ランドセルの劣化を早めることに繋がります。

 

雨に濡れてしまった場合には、柔らかい布でしっかり水分を拭き取り、直射日光が当たらない風通しの良い場所で自然乾燥させましょう。なお、乾かすときにドライヤーやヒーターの熱風を当てるのはNG。変形の恐れがあります。

 

また、雨による劣化を防ぐには、ランドセルにレインカバーをつけるのもおすすめです。ランドセルのポケットにカバーを入れておき、雨が降ったらつけるというのを習慣に。

 

 

・汗で湿ったら

元気いっぱいに遊び回るお子さまは、たくさん汗をかきますよね。ですから、当然ランドセルも汗で濡れたり湿ったりしています。背中側や肩ベルトは特に湿りやすい部分。そのまま放置しておくと雑菌が繁殖しやすくなって不衛生ですし、ランドセルの劣化にも繋がります。

 

お子さまが帰宅後にランドセルが汗で湿っているようなら、柔らかい布で水分を拭き取り、自然乾燥させましょう。

素材別のお手入れ方法は?

ランドセルと一言でいっても、牛革、コードバン、人工皮革など素材は様々。お子さまのランドセルの素材に適したお手入れ方法が必要です。

 

・人工皮革のランドセル

人工皮革は、様々な素材のなかでも特に汚れや傷に強い性質をしています。ですから、基本的には先程ご紹介した基本のお手入れを行えば十分。

むしろ、本皮製品のようにクリームやオイルを塗って過剰にお手入れすると、表面の塗装が剥げたりヒビが入ったりする原因になってしまいます。

 

拭いただけでは取れないひどい汚れがあるときや、長期休みの前には、中性洗剤を薄めたものを布につけて優しく磨いてあげるのがおすすめです。そして、お手入れした後には、直射日光の当たらない場所でしっかり自然乾燥させましょう

 

 

・牛革、コードバンのランドセル

本皮製品に必要な基本的なお手入れは、乾拭きとブラッシング。「毎日やるのは大変そう……」と思われるかもしれませんが、やり方はとっても簡単。乾いた布を使ってランドセルの表面の汚れを優しくぬぐい去るようなイメージで拭くだけ。お子さまにやり方を教えて、帰宅後の習慣にさせるといいでしょう。

 

また、乾拭きでは取れない汚れがついているときは、革用クリーナーを使って汚れを落としましょう。その後、保革クリームを塗るとツヤツヤの仕上がりに。ただし、こういったお手入れのやり過ぎは禁物です。かえってランドセルを傷めてしまうこともあるので、週に1回程度を目安に行いましょう。

 

いかがでしたか?

今日からでもできるランドセルのお手入れ。ぜひお子さまと一緒にやってみてくださいね。

 

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